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2024年10月13日

【DIENTA FC】U-12セパラーダ強化試合

この週末は掛川地区がお祭りカラオケ
そんな中で12日(土)はU-12が富士で強化試合を行いましたサッカー

【U-12強化試合】
VS SEPALADA SC(富士市)

全日の敗退から2週間。
NTTに向けての再出発は、東部の名門に胸を借りての強化試合。
常に県のステージで闘うチームと我々では何が違い、何が足りないのか。
選手が自分達で気づくにはやはり経験を積むしかない。
ピッチの上で。

15分ハーフを3本と、追加で12分ハーフを1本。
準備もそこそこでの1本目。
相手の3-3-1に対し、こちらはいつもの2-4-1で様子見。
序盤から強い圧力で押し込まれる。

こちらのビルドアップ、2CBにボールが入ると相手の1トップが中切りでサイドを限定。
中盤の枚数は相手の3に対し4と数的優位を活かし前進。

いつものリーグ戦はこれでOKだったが、このゲームでは全く機能せず。
相手の3枚は逆サイドを捨ててスライドしてのマンツーマン。
セオリーと言えばセオリー。
中盤は数的同数、1トップは数的不利。個の質的優位性は圧倒的に向こう。
押し込まれて当然と言えば当然。

ほとんどの時間を守備に費やすも、何とか凌いで前半を折り返し。

ビルドアップが上手くいかない理由を共有。
相手の3枚がサイドハーフについてこず、中で中間ポジションを取る形。
これにはうちのサイドハーフが幅を取きって、まずはサイドで起点を作る。

攻撃の狙いとしてはサイドチェンジ。
うちはCB、サイドハーフからそれができないので1手詰まり。
それでも後半から入った選手が果敢に前線のスペースに飛び出していき、いいヒントになった感じ。
またサイドハーフがカットインする事で一時的に中で数的優位が作れていた。
選手からアクションが増えてきた事はよかった。

守備面では圧倒的な選手の質をどこまで寄せて遅らせるかに気を遣う。
フィジカルの差も勿論、スピードも巧さもあると手がつけられない。
強い中央を警戒し、寄せなければ鋭い出足でサイドの裏を使われる。
担当した選手は県のレベルを自分の物差しで測る事ができて本当にいい経験になったと思う。
何度もサイドを崩されてゴールを脅かされる場面が続いた。

また、相手のボールを運ぶスピード自体がこちらより2つくらいギアが上で対応が難しそうだった。
この辺りはこれから練習で意識して自分達でプレースピードを上げていかなければならない。


ゲームの途中から3バックも採用。
相手の絞る守備に対し、よりサイドで起点を作りにいった。
これは良し悪しで、SBの予測、運動量、積極性の有無によりパフォーマンスに大きな差が出た。

守備では中央の相手エースを1枚で見る事になり、負担は大きく
サイドの裏はケアできるようになったが、相手のビルドアップに対し後手に回った。
相手のビルドアップは3バックから1枚が中盤に出る可変。
これを捕まえられず、ボールを中央で持たれる場面が多かった。

全体を通して相手にボールを持たれ、こちらは守備のゲーム。
それでも機を見ては前線に走り出す選手が増えてきた。
繋がらずに逆にピンチになる場面も散見されたが、これは繰り返していって欲しい。

いい守備から得点を奪う事もでき、やはり運動量も大事だなと。
いくら頭で分かっていても、行動に移せるだけの体力が無いと絵に描いた餅。
後はやっぱり決めるべき時に決めきれるかどうか。
これまでも、この先もやはりこの問題はきっても切り離せない。


相手の質が高ければ高い程に得られる経験値は増える。
それも受け取る選手次第だなーとつくづく思う。
1つのプレーで先を行かれ諦める選手。
次ぎはやられるかとアジャストし、くらいつく選手。

今日は多くの経験を拾って帰ってきた。
1つの試合で大きく変わる。
この機会と価値はほんとうに大きい。

【DIENTA FC】U-12セパラーダ強化試合
学びの多いゲーム、選手自身がそう感じているゲームはそうそうない。
これを基準とし、各々が日々の活動に活かしていって欲しい。


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Posted by DIENTA at 16:06│Comments(0)DIENTA FCサッカー
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