【DIENTA FC】全日本U-12サッカー選手権天竜東予選

DIENTA

2024年09月28日 22:18

本日は目標としてきた県大会に繋がる全日本選手権の予選トーナメントが行われました。

大事な試合にメンバーが揃わないのは去年も同じ。
負ければ終わりのトーナメント、当然2連勝でまずはベスト4入りがマスト。

【Bブロック1回戦】
VS 福田SSS(磐田市)
◯1-0
・栗原(4)

夏の経験を経て安定感の増した5年生コンビの2バック。
怪我で1方を欠き、中盤のメンバー構成が変わる。
スタメンに6年生は4枚。

試合はボールを保持し、攻勢に出る。
相手の3-3-1はこちらの2-4-1の2枚でFWのラインを超えて運び
3-3の守備ブロックを攻略するゲーム。

多少強引でもシュートは多く
決定機も何度も作るが、全く決められない。
前半だけで10本以上打つも無得点。
なお守備は安定。

後半も同じ。
トーナメントの難しさなのか
掛違えたボタンのように、しっくりこないまま時間だけが過ぎていく。
まさかのPKがよぎる中、終了間際にこぼれ球を4年生エースが押し込み辛勝。

難しい展開のゲーム、勝利を自分達で引き寄せて、1ついい経験となった。
そう思った。


【Bブロック2回戦】
VS 掛川JFC89(掛川市)
✕1-2
・栗原(4)


先の勝利で多少なりとも経験値を上げたトップチーム。
スタメンは変わらず。
いい入りでボールを動かし、主導権を握る。

相手のゴールキックはサイドバックに入ったところで取り切る形
ロングボールは全体で引いて対応。
前半のうちに先制点を取り、後は追加点を奪って試合を決めたいところだったが…
決定機を決めきれず、1-0で折り返す。

後半になるとこちらの嫌なキック&ラッシュを徹底されパワーゲームに。
相手の攻め手であるスピードのある子への対応が曖昧になっていく。

そんな中、緩慢なプレーで失点。
俄然勢いに乗る相手に、不安定になるこちら。個人も、チームも。

結局のところボールも人も落ち着かず、ダメなところを露呈した感じ。
スピードとパワーで押してくる相手に、連携も取れず個で対応する形に。
ここが肝だった。

スピードでスペースを付かれ失点すると、数的優位を作るどころか
無理矢理なプレーが多くなり、ボールを失ってはまた疲弊する事に。

特出した個がいないチーム。
これまで丁寧に連携を取り守備を行い
数的優位を作ってチャンスの数を増やしてきた。

が。
リードされてからは平常心を失い、何も手につかずタイムアップ。

このチームの一番弱いところを露呈して、目標は潰える事になりました。

個人個人は気持ちを出してプレーしていたと思います。
それは、本当によかった。
一方で、チームとしてはまとまっていなかった。

主体性を持ってゴールに迫り、スペースに飛び出していった選手は4、5年生ばかりだった。

気持ちがざわついていいプレーが出来ないのはまぁいい。
上手くできないなりに頑張って、負けたならしょうがない。
やりって叶わないならば泣いていい。
それだけ頑張ったんだから。

目標としてきた大会、試合。

2つしかないうちの1つを簡単に失ってしまった。
あまりにもろい。

関連記事