いろいろとありまして更新が滞っていました
少しずつ先が見えてきたので時間を見てまた更新していきます
【NTTカップ予選R最終戦】
VS 浜岡黒潮SSS(御前崎市)
×0-1
初日に星を落とし、勝ち切らなければ予選敗退となる最終戦。
この状況すら今後へのいい経験になる。
これまでの積み上げに自信を持っての最終戦でした。
選手も同じ気持ちで当日を迎えたと思います。
が、園児から長い付き合いのキャプテンと副キャプテンが体調不良で欠場との知らせ。
まさか。
しかし一番悔しいのはきっと本人達。
これで勝敗は五分。そう思った。
試合は序盤から攻勢。
後輩達の気持ちのこもったプレーで相手陣内での時間が続く。
この時間帯にゴールを奪いきれていれば結果は大きく変わっただろう。
しかし得点源となる選手の不在はあまりにも大きかった。
試合はCKからのこぼれ球を蹴り込まれ、これが決勝点。
後半は相手の堅い守備にシュートまで行く場面もほとんど作れず。
6年生が目標とした舞台への挑戦はあまりに早い終焉となりました。
後半は1人サイドで攻守に奮闘した6年生。
園児の頃からいつも隣にいた彼らが揃っていない初めての試合。
それも負ければ終わりの最終戦。
たくさんの感情を背負いサイドを疾走し、何度もPAまでボールを運ぶ。
しかしそこから先、中を固める相手の守備陣を相手に1人で得点を奪いきるだけの力は未だなかった。
この試合、この時に感じた事が彼の次の課題。
この失意の経験と向き合って克服していって欲しい。
後半も終盤。
ベンチから「出たい」と声を上げたのはただ1人、4年生だった。
チームとして追い込まれた状況で、それでも自分の意思を伝え、自分の力を信じる事が出来るのだろう。
果たしてベンチに座る5年生達はピッチに向かう彼の姿を見、どう捉えたのだろうか。。
多くの感情が渦巻く中、終わるを告げる笛。
失意という言葉だけでは表現しきれない敗戦
現実。
目標に向かって、個人もチームも多くの経験を積み、自信を持って臨んだ大会であったが
運というか、巡り合わせというべきなのか
やるせない終わりを迎える事となった。
しかしこれもまた人生の1ページ。どれだけ備えても及ばない出来事も襲ってくる。
これから先彼らが生きていく長い時間の中で、きっと忘れなれない失意の思い出になるだろう。
そして時を経て酒の席でのいい笑い話に昇華されていく事だろう。
彼らには夢を見た。
1つの舞台は幕を閉じたが、既に次のステージへ向かい歩んでいる。
彼らはあの頃と変わらずあいかわらず小さいが、彼らに見る夢は大きくなる一方だ。
【チームMVP】石川
孤軍奮闘する彼を関羽、張飛を失った劉備を重ねて観ていた。
園児からいつも一緒にいた彼らの不在。どれほど寂しく、不安であっただろうか。
だがほど近い未来、この日と同じように1人で歩む時が来る。
その先で1人迷わぬよう、この日感じた自分の課題を克服していこう。
より高い舞台で輝く為にも。