誕生と再会と別れと感謝。

DIENTA

2020年03月20日 17:20

金曜日はスクールが遅いスタートなので、昼頃に起きる。
今日は違ったけど。


風がめっちゃ強い。
春1番てよく言うけど、今年はこんな日が何日もあるし
春何番目だよ

昨日はあの豪雨の中、木曜個サルを行いました
最初に予約の連絡を入れたのは、大学1年のスクールOB
横浜から帰ってきているらしい。
DIENTAのスクールを立ち上げるきっかけになった、最初の子供だ
立派?に成長したもんだ。

その後、OB中学生がやりたい
雨でもやろう!
と言い出して、社会人のお客さんの予約も入り
人数が揃い開催決定。
そしたら懐かしいスクールOBの高校生も来て
17人でどしゃぶりの中笑いながらボール蹴ってた。


高校生メンバーには、スクールだけで中学からサッカー部に入った彼や
DIENTAスクール立ち上げから来てて、強豪高校でレギュラーの彼。
どっちも仲良く楽しそうにバチバチやってる

クラブOBの中学生は、仲間とボールを蹴る楽しさを再確認しているのかも。
ほんと楽しそうにまた伸び伸びやってる
中学にサッカー部なくて陸上やってるヤツが上手いの何なの笑

そんな雨の中、傘もささず進行してたんだけど
見てるだけでなんか暖かかった。
いや、寒いんだけど。
そうそう、最初に予約した大学生は来なかった笑
雨でも来いや。


金曜日はスクールの開始が遅いから、夜更かしができる。
風呂入って、ビール飲んで、いい気分でゆったり過ごす。



「息が止まったって連絡があった」


母の、いつもと違うトーンの
それでいてざっくりした言葉で起こされる。

あぁ、そうか。

何だか半信半疑のまま病院へ向かう。
息が止まった
表現が中途半端で
何が、どうなって、結果どうなのか。


父が入院する病院は、先週から原則面会禁止。
コロナの影響で、会いたくても我慢しなければならない人もいるだろう。

受付で熱を測り消毒もして、マスクももらう。

半信半疑のまま病室へ。

部屋が違う。

物音ひとつない部屋で
父はもう亡くなっていた。

先に来ていた母の姿もなく
病室で一人、いや二人か。

何となく分かっていた

倒れてから16カ月。
意識は戻らず

それでも毎日通っていた母。
それが急に来なくなって、寂しかったのかもしれない。

コロナの影響で、行けなかったんだと

誰か、どうにか、父に伝えてあげて欲しい。
行けなかったんだ。と。


警察という仕事がらもあってか、人にも自分にも厳しい父だった。
3兄弟では間違いなく自分が1番似た。
麻雀の得点計算で喧嘩になって、それ以来麻雀しなくなったな。
いつか一緒に酒でもなんて、ついぞ叶わない。


また、今度にしよう。。


その今度が来るとは限らないのに。

時間は有限なのに。

つい。


今、自分がやりたい事は何なのか。

後悔はしないか。


昨年車を変えた。
長く乗っていた車は、白いウイングロードに替わった。
シートベルトがひっかかって、毎回イライラする笑
父もきっとそう思っていたに違いない。

税金もあるし、売ろうと言う母。
結局、僕は乗り換える事にした。

意識とともに家に戻ってきた時、自分の車が無かったら寂しいだろう。
そうだろう、それまでは我慢しよう。

ぼろい骨董品の本も
わけわかんない小さなフグのはく製も
その時のままずっと一緒に通勤してきた。
けれどももう、それも終わりのようだ。


人に喜ばれる仕事をしたい。

初心を忘れず。
人を喜ばせられるように。

そうか。
父がいなければ、DIENTAも無い訳で。

人生とは繋がりなのかもしれませんね。
大切にせねば。

それではそろそろスクールのお時間です
今日ぐらいは優しく終わりたい笑

それでは

【今日の格言】
やれるときにやっときましょう

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